※北京堂鍼灸京都ホームページにぎっくり腰の事がわかりやすく書いてありますので抜粋して登載します。以下北京堂京都ホームページより。


普段より立ったり屈んだりやおじぎの動作、または坂や階段を登る動作や中腰等や同じ姿勢が普段より多ければなりやすいです。筋肉はいつもの運動量しかこなせません。それ以上のことをすれば筋肉は痙攣を起こします。

 
さらに、冷えやアルコール、たばこ、筋肉を溶かす副作用のある薬も痙攣を起こす1つの要因となります。

筋肉の痙攣で一番馴染み深いのは、ふくらはぎの筋肉が痙攣、俗に言うこむら返りです。睡眠中や激しい運動をしていて経験された事があるのではないでしょうか。

 
こむら返りを起こすと激痛でつま先がむりやり下を向い(底屈)てしまいます。ふくらはぎにある腓腹筋という筋肉はつま先を下に向ける作用がありますが、痙攣すると筋肉が収縮しっぱなしになるために、先述の通り痛みでつま先が下を向くような肢位になります。

これが大腰筋で起こっているのがぎっくり腰です。大腰筋が収縮すると前に曲がってしまってしゃんと姿勢を真っ直ぐに正すことができません。重度の場合は微動だにできなくなります。

余談ですが、こむら返りの大半も大腰筋の緊張が原因となります。ふくらはぎを栄養する血管が大腰筋を通っており、大腰筋の緊張でふくらはぎが血流不足になるからです。

話が少しそれましたが、深夜から朝方は心臓の拍動がゆっくりになり筋肉への血流が減少するので起床時はギックリ腰を起こしやすい時間帯になります。

 
従って重い物を持たなくても、少し動いただけでぎっくり腰になることが多々あります。

過去にぎっくり腰の経験があると繰り返す事が多いです。癖のようになって何回か繰り返している人なら、ぎっくり腰になる気配を感じた事がある方もいるでしょう。

ではなぜ、ぎっくり腰はクセになると言われているのか。それはぎっくり腰を起こしたときにどんな治療を受けたかがポイントになります。痙攣をおこしている大腰筋に鍼をしてくれる鍼灸院で治療を受け、痛みが無くなっても2,3回追い打ちをかけて完全に治したか、が予後を決定します

 
これは自分の腰でも経験済みなのですが、大腰筋に鍼をせずとも安静にしているとぎっくり腰の強い痛みはいつか治まります。そして治ったと安心します。しかし結局そこから腰痛持ちの仲間入りです。そして最初は違和感やダルさだったのが蓄積するとぎっくり腰になってしまい、それが繰り返されて癖になるわけです。

ちなみに大腰筋の緊張を放置しておくと、足を支配する神経を圧迫して神経痛を起こしたり、ほかにも腰椎のすべり症や分離症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症の原因になり、手術を要するケースもあります。緊張を早期に解消するのが先決です。


(北京堂鍼灸京都ホームページより抜粋)