麒麟堂の腰痛の症状による判断基準は次の3つに分けられます。

①腰が曲がり前かがみになり、腰が後ろに伸ばせないタイプ

これは、大腰筋がひきつり等をおこして伸ばせない状態と見ます。その場合、大腰筋に鍼でアプローチして、20分~40分留鍼して大腰筋を緩めていきます。大腰筋は胸椎の12番あたりから(人によりこれはそれぞれです)腰椎の5番あたりからおこり、大腿骨の内側、小転子に止まっています。判断基準は、腰掛ける時は楽で立ち上がるときに大変です、それと咳をすると腰に痛みが出ます。それは大腰筋が、横隔膜に接しているために起こる症状です。もう一つは腰を押しても痛くない、痛みを感じない場合、大腰筋がひきつり、けいれんを起こしていると考えます、なぜか、それは大腰筋は背骨の横にあり、深いところにある筋肉のためです。(押して痛みを感じる場合、脊柱起立筋も病んでいる事が考えられます)。治療は週1回、3回治療して効果を確かめます。3回治療すると、何がしかの変化もあらわれます。これで変化がない場合は、筋肉疾患ではなく、他の症状によるものと判断します。

②次に腰は後ろに伸ばせるが、前かがみになるのがつらいタイプ

その場合、脊柱起立筋、中殿筋、小殿筋が引きつっていて前かがみになれない事が考えられます。起立筋は、主に背中を安定させる働き、身体を前に倒れないように支えたり、そらしたりする働きもあります。中殿筋、小殿筋は基本的には足を外に開く働きをしますが、両方の中殿筋が収縮していると身体が後ろに引っ張られ、体を前に倒しづらくなります。起立筋の場合立っているときは楽で、座る時に大変です。

この場合の治療は、中殿筋、起立筋の圧痛部に、鍼をして、やはり20分~40分留鍼して、中殿筋、小殿筋、起立筋を緩めていきます。また小殿筋があまりにも硬くなると、身体が横にそってバナナ状にそった状態になります、その場合は小殿筋に刺鍼します。治療回数は、やはり週1回を3回治療を続けていきます。こちらは大体3回ぐらいで症状が緩和していきます。本人が治ったと思ってから、さらに2~3回は治療して、完治させることが重要になります。

③身体を左右にひねったり、左右に傾けたり、立ち上がりと、座る瞬間に痛むタイプ。

 この場合の、痛めている筋肉は腰方形筋のけいれん等が考えられます。腰方形筋は薄い筋肉でうつぶせで上から、鍼を刺してもすぐ腰方形筋を貫いてしまい、治療効果は薄い為、腰の横から鍼を刺します、簡単に言うと腰方形筋を串刺し状態に刺鍼しないと治療効果が期待できない為、少し難しい手技になります。片側の腰方形筋のみ病んでいる場合は、つらいほうを上に横臥位で刺鍼します。


腰痛は以上3つの識別方法で行うのが、北京堂鍼灸の基本的な診断方法になります。この治療法、診断法をもっと詳しく知りたい方は、北京堂鍼灸の浅野先生の作成された、ホームページを参照して下さい。沢山の治療方法が無料で公開されています。当院でも、基本的にはこの診断方法を用いて診断、治療を行います。この方法を3回治療しても、症状が変わらない場合、筋肉の疾患ではなく、べつの原因があると考えられます。

筋肉疾患以外で考えられる腰痛の原因は、腰椎圧迫、尿管結石、盲腸、腫瘍等が考えられます。その場合は、一度お医者様に見ていただくことをお勧めしています。腰痛2800万人時代という番組もやっていましたが、腰痛は仕事、家事等に非常に影響が出てきます。腰痛になった場合は早めの治療がお勧めです。それは早く治療をするほうが早めの回復が見込まれるからです。腰痛でお悩みの方、お気軽にご相談下さい。

 

 

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