「鍼灸の治療方法について!」の記事一覧

北京堂式鍼灸術を浅野 周先生の本から抜粋して、書きたいと思います。

まずは治療方法について書きたいと思います。 鍼のやり方もいろんなやり方があり、鍼灸師の私もよくわからないぐらいやり方がありあります。

そこでいくら三年間苦労して勉強をして、年々難しくなっている鍼灸師の国家試験を無事合格して、無事鍼灸師になっても、開業権はありますが、とてもすぐ開業できるものではありません。

それは、今の鍼灸の学校は国家資格を取ることが目的で、鍼灸術を会得するシステムにはなっていないからです。

まだ昔、国家資格でなかった頃は、実技試験もあったそうでが。
今は、学校の中での実技試験のみなので、そんなに難しくはないようです。
(でも難しいところもあるようですが!)

私自身も鍼灸師の国家資格をとってからが大変でした、学生のころから医道の日本という本をよく読んでいて、そのなかに、経絡治療学会の夏季セミナーの案内が挟んであり、北斗の拳などでお馴染みの経絡の文字が!「経絡を使って治療する!カッコイー」と思って、さっそく経絡治療学会の夏季セミナーに申し込みました。

そのころどの鍼灸術が良いのか?どんなものがあり、自分にはどんな方法があるのかわかりませんでしたから、まず経絡の世界へ飛び込みました。

その時に勤めていた鍼灸院では、経絡治療はやっておらず、習って覚えても宝の持ち腐れ、学生の時は整体師、免許を取ってからは、高齢者の施設へ行って、リハビリ等をやっていました。(それなりに得る物はありましたが)

その間いろんな手技のセミナーに出たり、いろんな本を買って読み、どれがいいか悩む日々が続き、鍼の技術などとてもじゃないがこんなんでは上手くなるはずもない。

治療業界でよく言われていることですが、鍼灸師が治療家の中では一番食べていけない治療資格だということはあとで知りましたがすでに遅し!鍼灸学校は3年間で平均500万円かかります。それを取り戻すだけでも大変なことですね。

今考えると、鍼灸の教科書(東洋医学臨床論、はりきゅう偏)にある治療法をまずおぼえて、それから他の手技を覚えるのが、一番効率的だったと思います。つまり、現代的な鍼灸治療法です。

まずこれから覚える方が効率的にもいいと私は感じました。

その中でも、あきらめずいろんな針術の本を買い、自分に合う針術はないかさがし続けました。

そしてわかったのは、自分自身でいろんな針術を受けて効果があり、さらに納得できる針術を探すことに気がつきました。(まあ普通の人ならすぐきずくことですが)

そしてこれだ!と思ったのが北京堂式鍼灸術でした。実際、浅野先生に治療をしてもらい、確かな手応えを感じました。

浅野先生の本によれば、北京堂式は解剖型になるそうです。

針術は大きく分けて3つに分かれるそうで、①症状型②縮図型、③解剖型、この3つに分かれるそうです。

浅野先生の本で中国では「100人いれば100通りの治療法がある」といわれているそうですが、(本の中では少しオ^バーだと言っていますが)確かにいろんなやり方があり、鍼灸師でさえよくわからないのに一般の方にわかるわけがありません。
(一般の方は治ればなんでも良いと思うでしょうが!)

その治療の中でも大きく分けると3つに分けられるといっています。
一つ目は①症状型:大阪式阿是穴治療、トリガーポイント、辨証(べんしょう)治療、奇経治療、赤羽式などがあり、触診を重視するのが大阪式阿是穴、トリガーポイント、赤羽式、症状から穴を選ぶ、辨証治療、奇経治療が有ります。

トリガーポイントは鍼が中国から旧ソ連にわたり、少しの麻酔薬をトリガーポイントに注射して、痛みが消えたというのが最初で、それからアメリカで広がり、日本にやってきたそうです。今は「ブロック注射」として広く知られています。

次に②縮図型:六部定位脈診、積聚治療、方氏頭皮鍼、耳鍼、眼鍼、面鍼、足底鍼など、まだまだ本の中ではあげてますが、これらの共通点は人体は身体の一部に縮図となって投影される。その対応する部分に反応が出て、その部分を刺激する方法だそうです。

三つ目に③解剖型:これには柳谷素霊、木下晴都、焦氏頭鍼、小鍼刀理論、北京堂式があり、これらは、神経の出口、筋肉、脳の機能局在など解剖にもとづき刺鍼します、症状型と違うのはその原因に仮説を立ている点です。

そのなかで、浅野先生の北京堂式は古代鍼灸理論と現代小鍼刀理論をミックスして誕生したそうです。鍼は小鍼刀理論に影響を受けたそうです。そして浅野先生は、「痛みを感じるのは神経だ」「神経を圧迫したり、牽引すれば痛みが出る」、「神経を圧迫したり、牽引するのは筋肉だ」、という小鍼刀理論を前提に、「広範囲に痛みを出しているのは、骨付近にある太い神経幹が圧迫されるからだ」という仮説を立て、「骨表面や深部の筋肉を緩めれば、血管や神経の圧迫がなくなり、痛みが解消、筋肉が血液に栄養され治癒するだろう」という治療方針を作りだしました。

このような北京堂式の治療法には速効性があり、病んでいる筋肉に直接アプローチするのが最大の特徴になります。 すこし、簡略的に書いてきましたが、詳しくは浅野先生の
たにぐち書店発行、「鍼灸院開業マニュアル」に書いてあります。興味のある方は、そちらをご覧ください。

疾患別の北京堂式鍼灸治療法がまだまだ沢山あります。(2019年3月現在には、浅野先生の出版された、「鍼灸院治療マニュアル」があり、さらに詳しい治療法が記載されています。)

当院では、北京堂式鍼灸に沿った治療を行っています。すなわち筋肉を狙った鍼灸治療がメインの治療方法です。腰痛、頚椎症などでなかなか改善しない方、一度ぜひお試し下さい。なお下記のネット予約サイトよりご予約いただくと、さらにお得です!

 

麒麟堂ネット予約サイト

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